2014/12/27

幼SDかける君が、カッコよくローファーでキメてくれました。― ボーイズペニーローファー(別注色)お客様レポ。

「ちょっと見ない内に、ずいぶん大人になったなぁ。」
送っていただいた写真を見てすぐに、思わずそうつぶやいてしまいました。

幼っ子と侮るなかれ、もはやファッションモデルの顔つきを持つ幼SDかける君。
そんな雰囲気をたっぷり醸し出しつつ、センスよくローファーを履いてくださいましたので、ご紹介いたします。

2014/12/26

靴とお揃いミニリュック。ドール用革小物がを作りました。

クリスマスが終わりました。
特に宗教的な思い入れは僕には何もありませんが、時期的には一年の締めくくりでもあるので、僕はクリスマスというイベントを、その年にお世話になった方々へ、感謝の気持を伝えるべくひとつのキッカケとして捉えています。

2014/11/22

「シャープな印象で男前のロングブーツをお願いします。」 ― オビツ 27 スリムボディー用オーダーメイドブーツ完成。

* 靴の意匠:外羽根式ストレートチップ
* 靴の種類:ロングブーツ
* 主要素材:牛革
* 靴の概寸:約45mm
* 対象人形:オビツ27 メンズスリムボディ

2014/11/17

「お靴は想像以上にちゃんと靴で…」― SD 幼サイズ デッキシューズのご感想&着用画像をいただきました。

お靴は想像以上にちゃんと靴で…という言い方はおかしいでしょうか、でも本当にリアルで感動してしまいました。履かせやすさもばっちりです!
ありがとうございます!
感動をお届けできて良かったです\(*^▽^*)/
トリコロールカラーに加え、別注色で赤いデッキシューズを作らせていただきました。
そしてこの程(実は結構前だけど)、ご感想と共に着用画像を送っていただきましたので、ココに自慢しておきます。(笑)

2014/11/01

意外と気になる鳩の目線。

目と付くものには大概の注目が集まる。
鳩の目たるハトメも、そのひとつだ。
さらにまた、ハトメのサイズや取り付け間隔の如何は、靴の性格や印象を大きく決定付ける。
論より証拠、左がハトメ10個に対し、右は9個。
印象はだいぶ違って見える。
だからこそ、ハトメの設定は慎重に。
サンプルピースで実験をして、より慎重に、それぞれに見合うベストな選択を探る。

2014/10/01

「オシャレは靴からって、本当なんだな・・・」 というご感想をいただきました。

お客様レポート

先日の受注会で、ご依頼をいただいたお客様より一通のメールをいただきました。
その中に、とても嬉しいひと言があって、涙目になりながらも思わず何度も読み返してしまいました。\(;▽;)/
夫も…(中略)…「オシャレは靴からって、本当なんだな・・・」と感動しておりました。

2014/09/30

チャームポイントはお尻です。― ミニチュア靴だからこそ、細かいディテールを端折らないのが自分流。

* 靴の意匠:デッキシューズ
* 靴の種類:短靴
* 主要素材:牛革他
* 靴の概寸:約45mm
* 対象人形:スーパードルフィー® 幼サイズ (ボークス)

2014/08/20

芯の通ったしっかり者は、ハイヒールでも姿勢よし!

普段は目にすることなど殆ど無いけど、靴底の内部にはシャンクバネ(または単にシャンク)と呼ばれるパーツが仕込まれています。
シャンクバネは「踏まず芯」とも呼ばれ、ちょうど土踏まずから踵にかかる部位の補強を担っています。
靴に体重がかかっても、靴底が歪んだり折れ曲がったりしないのは、シャンクバネが強靱に体重を支えているからなんですね。
まさに縁下の力持ち。そんなパーツがシャンクバネです。
以上、人間用の靴のお話でした。

2014/08/14

静かに輝くビーズの飾りをちょこんとつま先に乗せました。― オリジナルドール向け特注ハイヒールサンダル完成!

* 靴の種類:サンダル
* 主要素材:(表)羊革(裏)山羊革(靴底)牛革
* 靴の概寸:約65mm
* 対象人形:オリジナル球体関節人形
* 主な依頼内容:ヒール高20mm/つま先ビーズ装飾付

2014/07/12

夏靴ローファーをSD幼サイズで作ってみたものの。。。

しばらく前から夏に向けて取り組んでいた、スリッポンの試作靴がようやく完成しました。
スリッポン(slip-on)とは足を滑り込ませるように履く靴の総称で、代表的なのがローファーです。
また、マリンルックには欠かせない、デッキシューズも同時進行で試作。こちらも完成しました。
手始めに、どちらもSD幼サイズでの制作です。

2014/05/05

自称カフェラテ!?オリジナル ドール 用 の ハーフ ブーツ が出来上がりました。

* 靴の意匠:プレーントゥダービーブーツ
* 靴の種類:ショートブーツ
* 主要素材:牛革
* 靴の概寸:約65mm
* 対象人形:オリジナル球体関節人形

2014/04/10

SD 幼サイズ でオープントゥの ドール靴 (サンダル?)を、初挑戦のウェッジソールで作ってみました。

* 靴の意匠:オープントゥ&バックバンド
* 靴の種類:サンダル
* 主要素材:山羊革
* 靴の概寸:約40mm
* 対象人形:SD 幼サイズ
* その他:ウェッジソール(コルクの削り出し)

2014/04/04

球体関節人形 作品展に向けて、人形作家様より 靴 の制作依頼をいただきました。

* 靴の意匠:ワンストラップパンプス(メリージェーン)
* 靴の種類:短靴
* 主要素材:(表)牛革・(裏)山羊革
* 靴の概寸:約170mm
* 対象人形:オリジナル球体関節人形

2014/03/27

2014/02/17

ドール靴 の靴紐穴(ハトメ穴)は、見えないところで丈夫に補強。

靴が小さいだけにパーツも小さく、そのままでは強度的に心許ない部分も出てくるのがドール靴。
だからといって、どこもかしこも頑丈に作れば良いかといえばそうでもなく、その心許なさがミニチュア感や繊細さを醸し出していることも無きにしもあらずです。
相反するようだけど、両立させるには要所毎に的確な対応をすることが大事。
補強すべきは補強すべし。それ以外はらしさを優先。
その辺のさじ加減がドール靴の制作には不可欠なんだと思っています。

2014/02/14

革を折り込む。― 刻み、菊寄せ、ヘリ返し。

裁断漉き→貼り と進んだので、今回は折り込みです。レザークラフト的にはヘリ返しといいますが、靴作りでは折り込みと呼びます。何故でしょうねぇ?
それはさておき、折り込みの前にゴム糊で仮止めしてあったパーツにミシンを掛けました。端から1ミリ位の所を落っこちないように息を止めて。(笑)
一旦ミシンをかけると針穴が開いてしまうので、革の縫製は縫い直しが出来ません。なので失敗しないよう慎重に、ゆっくりと、崖っぷちを歩くように…。

2014/02/11

革を漉く。貼り漉き、折り漉き、斜め漉き。

革を漉き(すき)ました。
漉きとは革を削いで厚みを薄くする作業のことです。
前回の裁断時にやった漉きは、ベタ漉きといって全面を均一の厚さにするのが目的でした。今回は均一にではなく、先端へ向かって徐々に薄くなるように、端の部分だけ斜めに漉きを入れました。
組立の際に革同士が重なりあう箇所がありますが、その部分が不必要に厚くならない様に調整するのが主な目的です。

2014/02/08

ミニチュア靴 のパーツ裁断。― 型入れから裁断まで。

4足分が裁断(正裁ち)まで終わったところです。ドール用とはいえ、革の裏地をほとんどの靴に付けているので、その分パーツも多いですね。

裁断と言っても、ただパーツ毎に切り分けるだけではなく、もっと細かく言えば次の工程を踏んでいます。
(1)型入れ(2)粗裁(3)材厚調整(4)正裁(本裁)
今回はそれら作業工程のお話です。

2014/02/04

ミニチュア靴 と、ミニチュア靴 のミニチュア。― SD17 と 幼サイズのドール靴を作ります。

大きい男の子と、小さい子用の靴を作り始めました。 SDで言うところの17少年と幼サイズです。
靴の木型だけで並べると、ミニチュア靴と、そのミニチュアみたいに思えてきます。僕だけか?
なのでドール靴の方も、兄貴の靴と、それを真似たオマセな子供たちの靴、みたいな感じで作ろうと思っています。

2014/01/13

ドール靴 木型 の サイズ 調整をしました。

ドール靴の木型を作る際は、特に指定がない限り、薄手の靴下か素足で履くことを前提として設計をしています。
なるべく小さく設計することの利点は、後に靴のサイズ調整が必要になったとしても、比較的容易に木型の調整が出来る点です。

2014/01/04

ドール靴 に ハトメ を付けよう。― 菊割り棒の使い方。上手にハトメを付けるには?

たまには制作のコツ的投稿を。
ミニハトメの取り付け方についてのご質問をいただきました。何度やっても綺麗に付けられない。どうしたら良いかと?
ハトメとは靴紐を通す穴などの補強に使われる金具です。鳩の目の様なので鳩目。アイレットなどと呼ばれたりすることもあります。
取り付け方法は至って簡単。菊割り棒という道具を使って軽く叩くだけです。しかし、綺麗に取り付けるにはちょっとしたコツがあるので、今回はその話をしようと思います。

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