2014/07/12

夏靴ローファーをSD幼サイズで作ってみたものの。。。

しばらく前から夏に向けて取り組んでいた、スリッポンの試作靴がようやく完成しました。
スリッポン(slip-on)とは足を滑り込ませるように履く靴の総称で、代表的なのがローファーです。
また、マリンルックには欠かせない、デッキシューズも同時進行で試作。こちらも完成しました。
手始めに、どちらもSD幼サイズでの制作です。

細部にわたり仕様が決まったところで、いよいよ本番制作へ。
夏らしくカラフルな色合いを揃え、今回はネット販売に向けて制作開始!

と思ったのも束の間 Σ( ̄ロ ̄lll) ガーン!
ひと通りの準備を整え、さぁ作ろうというその時に!

すべてが振り出しに戻る衝撃的事実を知ることになりました( iдi )
その事実とは、

幼SDの足は左右で大きさが違う (°口°;) !!
幼SDの足は左右で大きさが違う (°口°;) !!
幼SDの足は左右で大きさが違う (°口°;) !!

正確にいうと、かかと側の出っ張りが、右足の方が大きかった!です。

ドールの足とはいえ、足に左右差があるのは珍しいことではありません。
人間の靴を作る時はもちろんのこと、オリジナルドールの靴を作る時も、なので必ず左右の足は確認しています。

が、しかし。

今回の対象は市販ドールだったので、思いっきり油断してしまいました。
しかも小さい方の足(左足)に合わせて靴木型を作ってしまったので、右足を履かせると若干窮屈に。
いずれにしても、これでは靴擦れ必至なので、木型修正を余儀なくされた次第です。

木型に修正が入ると、当然形が変わります。
よってデザインのバランスも狂うので、型紙作りからやり直し。
早い話がふりだしへ戻る、ということです。

久々にやらかしたので、自戒を込めてブログに記しておきます。

「あとがき」
今までにも幼サイズ靴は作ってきましたが、今回はスリッポン用なので、いつもよりタイトに靴木型を設計しました。
それによって足の左右差に気が付くことができたので、今回ドジ踏んだ分の収穫は大きかったです。
結果オーライということで、気を取り直して、幼ちゃんの足にやさしい靴を作りましょう
(9 ̄^ ̄)9 よし
本日これにて!

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