あらかじめ蝋引きされた糸ではなく、あえて未加工糸を買ってきて、自分で蝋を引く派でもあります。
勿論それは、理由があってそうしています。
蝋引きする時は、ただ糸の表面に蝋(蜜蝋)を塗るだけではなく、糸の繊維の中にまで染み込ませなければ意味がありません。
正しく蝋引きされた糸は、持ち上げてもクタッと折れずに自立します(°口°;) !!
また、糸の先端を細く仕上げている点も重要で、きれいな縫い目を作るための大切なひと手間です。
糸の先端は、蝋を引く前に細く加工するので、冒頭のあえて未加工糸を使う理由はここにあります。
やらなくてもそれなりの物は出来上がるけど、ちょっとづつの手間の積み重ねが、“なんとなくいい感じ”を作り出すのです。
おわり。